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まずは12ハウス。具体的なその人の活動分野を示します。人が生まれた時点の東の空の地平線のサインの度数をスタート地点として、12に分割していきます。分割方法はイロイロありますが、現在日本で最もポピュラーな分割方法は「プラシーダス方式」です。 この図では基本サインと基本支配星がグレーで入っています。本来のサイン・天体の配置なので、例えば、これと同じ天体がハウスに入っていると、本来の座に戻っている、という事なので、その天体とハウスにおいての具体性・実際性が高まります。また、サインは違っていても、基本サインの「●●座的」な行動をする事があります。 |
天空の性格づけ、12サイン。ここでは春分の日の配置になっていますが、実際は365日、ぐるぐると毎日地球と共に回っています。12サインは、12ハウスそれぞれの性格づけとか欲求を表します。それぞれの守護星が、ハウスの支配星(ルーラー)と呼ばれます。 その支配星と同じ天体がそのハウスに入ると、そのハウスの性格は強まります。そしてサインの欲求も強まるのです。結果的に「お金の為のお金もうけ」とか「挑戦のための挑戦」という事になる落とし穴もあります(汗)ハウスの支配星とは違う場合でも、サインの守護星と同じ天体が入ると、サインの欲求は純度が上がり、高まります。 |
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さて、それを組み合わせてみましょう。12サインは天球の状態ですから、その日、その時間によって変わってしまいます。 |
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一方、12ハウスの方は固定されています。ハウスの具体的な活動分野に対して、天球12ハウスの性格づけが重なり、その人の為の12ハウスが空間的・環境的に形作られていきます。 |